kiwami leatherでは、SDGsの目標の一つである「つくる責任 つかう責任」に取り組んでおります。
廃棄されるランドセルをリメイクし、実用的なアイテムに生まれ変わらせることでゴミを減らします。
ランドセルリメイクは、新しい価値を持ったものに生まれ変わらせる「アップサイクル」、ゴミを減らすReduce(リデュース)、再利用するReuse(リユース)に貢献出来ると思います。
また、ランドセルリメイクを通し、大人はもちろん、小さな子供にも、物を大切にすることや、ゴミを減らすことへの関心を持っていただければと思います。
捨てればただのゴミになりますが、リメイクすれば立派なアイテムに生まれ変わります。
牛革やコードバンといった素材のランドセルは特にですが、6年間使用した程度ではへたりません。
まだまだ活躍出来る、丈夫で美しい革なのです。
その様な素材を捨ててしまうのは、本当にもったいないことです。
当工房では、アップサイクルし、ランドセルリメイクとは思えないアイテムに生まれ変わらせます。
他にも、廃棄処分されることも多い床革を活用し、トートバッグなどのアイテムを制作しております。
吟付きのレザーに比べ、副産物でもある床革は、素材としての価値は低いのかも知れません。
しかし、非常に丈夫で、使い込めば床革特有の経年変化をします。
手間は掛かりますが、手を加えれば、十分に実用性のある、長くご愛用いただけるアイテムになります。
また、小物などを制作する素材にも満たない小さな端切れも、革タグなどにして有効活用しております。
床革も端切れも、牛の命を奪い、得た大切な素材です。
無駄にせずに活用し、アップサイクルすることで、命への感謝、物を大切にする心、ゴミを減らす活動に貢献出来ればと思います。
小さな革工房が出来ることや、役に立つことなど些細なものかも知れません。
しかし、その様な些細なこと、小さなことが集まり、積み重なれば、改善や成果に繋がるのではないかと思います。
大きなことは出来ませんが、小さなことからでも、kiwami leatherはSDGsへ取り組んで行きたいと思います。