劣化や素材でランドセルをリメイク出来るかお悩みの方は

いつかランドセルをリメイクしよう。

そのうちランドセルをリメイクしよう。

その様に考え、押し入れに仕舞っていたランドセル。

ところがいざ出してみたら、劣化してボロボロになっていた・・・

リメイクしようと業者さんや工房さんに問い合わせるが、どこも劣化しているランドセルはリメイク出来ないと断られる・・・

その様な状況になり、お悩みの方や後悔されている方も多いかと思います。

一言で劣化と言っても、実際には様々な劣化があります。


1、ひび割れ

劣化と言われるほとんどが、ひび割れする、しているというものでしょう。

パッと見ただけでひび割れしているものや、一見劣化が無いように見えても、ランドセルの被せを曲げてみると細かいひびが入るものなど、程度は様々です。


2、加水分解

ランドセル生地表面がべたついたり、ボロボロと崩れてしまう状態になります。

曲げれば大きく裂けたり、爪などで引っ搔けば簡単に傷がつきます。

劣化の度合いはひび割れよりも状態が悪いことがほとんどです。


3、カビ

ランドセルに白っぽいもの、または緑っぽいカビが付着し、臭いも出ている場合が多くあります。

多くの場合はカビだけではなく、併せてひびが入る様な状態になっております。


ほとんどの業者さんや工房さんでは、曲げてひびが入るランドセルはリメイク不可としております。

もちろん加水分解しているものは門前払いです。

理由は色々ありますが、まず大きい理由として、ほとんどの業者さんや工房さんは、外装全てをランドセル生地で制作します。

そのため、例えばウォレット(財布)などは、曲げの力の加わる部分にひびが出て、ボロボロになってしまいます。

そして効率重視のため、ミシンで縫います。

一定の力で縫い進めるため、ダメージの大きい部分を加工して縫ったり、力を加減して縫ったりということが難しく、劣化状態によっては縫製の段階で裂けたり、崩れてしまいます。

いずれにせよ、長く使用に耐え得るアイテムにはなりません。

また、お客様とのトラブルの原因にもなりかねませんから、それならば劣化のあるランドセルはリメイク不可とした方が良いという考えもあるのだと思います。

もちろんそれはそれぞれの業者さんや工房さんの考えですから、それが悪いということは全くありません。

ただやはりリメイクをお考えの方からすれば、なんとかリメイクしたい!と思われるでしょう。

当工房では、例えばひびが入るというだけで、リメイク不可とはお伝えしておりません。

劣化の程度によっては、加工、工夫でリメイク可能です。

劣化したランドセルの加工では、主に二つの方法でリメイクしております。


・囲み加工

コードバンのランドセルリメイク

こだわりのランドセルリメイクセット

ランドセル生地をサドルレザー(牛革)で囲み、劣化したランドセルに曲げの力が加わらない様にします。

ランドセル生地の面積は小さくなりますが、曲げの力が加わりませんので、少々の劣化であれば十分使用に耐え得るアイテムになります。

また、サドルレザーでしっかり内張りしますので、耐久性も上がります。

劣化したランドセル以外でも、人工皮革のランドセルの場合も囲み加工でお仕立てすることもございます。

人工皮革の場合、どうしても生地が薄く、またコバ(裁断面)がサドルレザーよりも美しく仕上がりません。

そのため、そのまま外装をランドセル生地でお仕立てすると、ペラペラとした仕上がりになります。

囲み加工の場合はその様なこともなく、非常に高級感のある仕上がりになります。

クラリーノを含め、人工皮革、合皮のランドセルをリメイク場合、囲み加工をお選びになる方が多くなっております。


・パンチング加工

ひび割れなどの劣化したランドセルもリメイク出来ます!

劣化したランドセルでも大丈夫!パンチング加工でお仕立てしたコードバンのランドセルリメイク

サドルレザーに穴を開け、その穴からランドセル生地が見える様にする加工です。

主にかなり劣化の進んだランドセルをリメイクする際に施す加工です。

ひびが酷かったり、加水分解の進んだランドセルの場合は、曲げの力を加えるだけではなく、擦れなどでも生地に傷が付いたり、崩れてしまう場合がございます。

そのため、パンチング加工でランドセル生地に触れ難くします。

直接触れ難くすることで、出来るだけ生地に負担を掛けず、長くご使用いただけるアイテムにリメイクします。

劣化の進んだランドセルをリメイクする場合は、最適な加工です。


また、ランドセルの素材により、リメイク出来るのだろうか?とお悩みの方も多いかと思います。

基本的には、牛革、コードバン、クラリーノ含めた人工皮革、合皮がランドセルの主な素材です。

リメイクする場合は、これらのどの素材でも可能です。

ただ、先にもお話しました通り、人工皮革、合皮の場合は薄く柔らかい仕上がりになります。

悪く言えば、他の素材に比べて安っぽい仕上がりと感じられるかもしれません。

そのため、当工房では囲み加工をお勧めしております。

囲み加工を施すことで、人工皮革でも非常に高級感のあるアイテムになります。

お客様がランドセルの状態とリメイク可能かどうかを見極めるのは、なかなか難しいかと思います。

また、他の業者さんや工房さんで断られたからリメイクは無理だろうと諦めている方も多いかと思います。

その様な場合は、一度お気軽にお問い合わせくださいませ。

お客様のランドセルに合わせた、最適な提案をさせていただければと思います。

ランドセルリメイクのご相談は、こちらよりお願い申し上げます。